東出昌大、初海外映画祭で気持ち新た 英語でスピーチも披露 | ニコニコニュース

石井隆監督(右)とともに『バンクーバー国際映画祭』に参加した東出昌大(中央)。プログラマーのトニー・レインズ氏(左)からは主演作を絶賛された
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 俳優の東出昌大が現地時間9月30日、カナダ・バンクーバーで行われている『バンクーバー国際映画祭』に参加した。主演映画『GONIN サーガ』(公開中)の上映後、石井隆監督とともに舞台あいさつに登壇した東出は、初の海外映画祭参加に「映画に携わる人間として、これからも海外の人にも自信を持って送りだせる作品を作っていかなければならないと思った」と気持ち新たにしている。

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 同作の原点となるバイオレンス・アクション映画『GONIN』が1995年に、『GONIN 2』が96年にそれぞれ本映画祭にて上映されており、19年ぶりの続編となった同作も同映画祭からの熱烈なオファーを受け、上映が実現した。

 バンクーバー在住の日本人も多く詰めかけたが、東出は「たくさんの国の方がいらっしゃる会場で、日本語だけでは不公平だから」と気遣いを見せ、この日のために練習してきた英語のスピーチを披露。自己紹介や「初めての海外映画祭参加で非常に興奮しています。ご招待いただき光栄に思っています」などと感謝を込めた丁寧なスピーチに、会場のファンから温かい拍手が送られた。

 劇場の外に設置されたレッドカーペットにもファンおよそ100人が詰めかけ、東出が登場すると会場は一気にヒートアップ。もみくちゃになりながらも、多くのサインや握手に応じるなどファンサービスを行った。

 1泊‎3日という強行スケジュールでの参加に「もう少しいたかった!」と本音を漏らすほど充実していたようで、特に観客の反応に大いに刺激を受けた様子。「観ているものは同じなのに、ここで笑うのか、とか、こんな見方もあったのか! と思うほど新鮮だった」といい、「映画はこんな風に楽しんでいいものなんだと改めて思った」と話していた。