岸谷五朗、1年ぶりに役との”再会”に感慨「ちゃんと生きていた」 | ニコニコニュース

「役にもう一度会えるんだ」と”再会”を喜んだ岸谷五朗 (C)ORICON NewS inc.
オリコン

 俳優の岸谷五朗が2日、東京・渋谷のNHKで木曜時代劇『ぼんくら2』(10月22スタート、毎週木曜 後8:00、連続7回)の取材会に出席。昨年放送された前作から、ちょうど1年経ての続編に岸谷は、「役にもう一度会えるんだ」と”再会”を喜んだ。

【写真】小西真奈美、子役の加部亜門らも出席した会見

 岸谷は、前作同様、無精者で、捕物などの面倒事が大嫌いな本所深川見回り方同心の井筒平四郎を演じることについて、「以前と同じカツラをかぶせてもらって、井筒平四郎は1年間ちゃんと生きていたんだなと思った」と感慨深げ。

 前作のキャストがほとんど変わらないこともあり、佐吉役の風間俊介は「2作目やるってよりは、『ただいま』って感じでした」と笑顔を見せ、岸谷が「唯一、身長と声変わりが始まって変わった」と話す弓之助役の子役・加部亜門は「きのう行ったように思えた」と撮影を振り返った。

 今作から出演するキセルを吸う姿が印象的な葵役の小西真奈美は、「カツラを付けるのも初めて、一度もタバコを吸ったことがないのでキセルの扱いも初めて」と初尽くしに苦戦したことを明かしたが、「(スタッフと共演者に)丁寧に指導してもらって、温かみのある作品になった」と自信を見せていた。

 同作は、人気作家・宮部みゆき氏の時代ミステリーの代表作『ぼんくら』の続編である『日暮らし』を連続ドラマ化。昨年放送された前回シリーズにも登場した魅力的なキャラクターが活躍する、人情時代劇ミステリーとなっている。

 取材会にはほかに、お徳役の松坂慶子も出席した。