14年ぶりのセ・リーグ優勝を決め、抱き合って喜ぶヤクルトナイン=2日、神宮球場
共同通信社

 セ・リーグは2日、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた首位ヤクルトが神宮球場での阪神戦に延長十一回、2―1でサヨナラ勝ちして2001年以来14年ぶり7度目の優勝を決めた。昨季まで2年連続最下位だったが、巨人、阪神と最後まで競り合い、141試合目で栄冠を手にした。前年最下位チームが優勝するのは4球団目。

 日本シリーズ進出を争うクライマックスシリーズは、10月10日にレギュラーシーズン2位が決まった巨人と同3位によるファーストステージ(3試合制)で開幕。ヤクルトは14日からのファイナルステージ(6試合制)から出場し、14年ぶり6度目の日本一を目指す。