ユニコーン川西幸一、脳梗塞から完全復帰 盟友EBIの生誕ライブ出演 | ニコニコニュース

ドラマーの川西幸一が完全復帰したユニコーン(2日=パシフィコ横浜)
オリコン

 7月に脳梗塞(ラクナ梗塞)と診断され、約2ヶ月半静養していたロックバンド・ユニコーンのドラマー、川西幸一(55)が2日、パシフィコ横浜で行われた『ユニコーン EBI50祭 海老乃大漁祭』で完全復帰を果たした。

【写真】脳梗塞で静養していたユニコーンの川西幸一が完全復帰

 川西は7月16日に休養を発表し、今夏予定されていたすべてのフェスおよびイベント出演をキャンセル。復帰を待ちわびたファンから「おかえり~!」と大声援が送られると、スティックを高く掲げ、会場を沸かせた。

 力強いパフォーマンスで完全復帰をアピールしたが、ドラムセットの周りには、“念のため”にと給水器、扇風機を設置。途中「水をくれ~」とおどけながら休憩を入れ、ボーカルの奥田民生は「水飲まなきゃいけないので中断するかもしれないけどね」と笑いながらファンに理解を求めた。

 この日、50歳の誕生日を迎えたベース・EBIのために開かれた生誕ライブの終盤には、曲を中断してサプライズで誕生日ケーキが登場。バースデーソングの大合唱を贈られたEBIは「びっくりしたわ~。ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべながら感謝。「信じられないけど50歳。きょうは、みんなにすごく力をいただいた。またこの先、歩いていける気がします。頑張るぞ~!」と拳を突き上げた。

 ライブ終了後、千葉県から駆けつけた40代女性は「川西さんも元気そうで安心したし、EBIさんの誕生日でダブルでハッピー!」と大興奮。東京在住の30代女性も「完全復帰を生で見られてよかった。川西さん、おかえり! EBIさんおめでとう」とライブのテンション冷めやらぬ様子だった。

 ユニコーンのほかにも私立恵比寿中学、MADBEAVERS、ABEDONが出演。約3時間半のライブで、会場一体となってEBIの節目と川西の復帰を祝った。