米アップルが英VocalIQを買収 -バーチャルアシスタント技術 | GGSOKU - ガジェット速報

米アップルは2日(現地時間)、バーチャルアシスタントシステムの開発を行う英国企業VocalIQを買収したことを明らかにしました。

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今回、Business WireがアップルによるVocalIQの買収を報じ、その後すぐにFinancial Timesを通じて、その情報が事実であることが正式に認められました。

なお今回も、これまでの慣例通り買収の目的などの詳細については明らかにされませんでしたが、おそらくVocalIQはアップル製のバーチャルアシスタントシステム「Siri」の開発チームなどに組み込まれることになるものと思われます。

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VocalIQは、かつて自社製システムの方がSiriよりも優れていることを主張する内容の文章をブログ上に投稿しているほか、過去にはゼネラルモーターズとパートナーシップを形成し、バーチャルアシスタントを利用した車載アプリケーションの開発に携わった実績も持っており、その高い技術はSiriの自然言語処理能力をさらに向上させるべく活用されることになりそうです。

未来のiOSにおいてSiriがより一層の高機能および高性能化を果たすことになれば素直に喜ばしい限りです。将来的には「Project Titan」の名称で知られるアップル製の電気自動車(過去記事[1][2])や同社製の車載システム「CarPlay」においても、VocalIQ買収の恩恵にあずかれることになるかもしれません。

[Financial Times / Business Weekly via 9to5Mac]