週明け5日の東京株式市場は、環太平洋連携協定(TPP)で貿易が活発化するとの期待から買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)が4営業日続伸した。終値は前週末比280円36銭高の1万8005円49銭で、約2週間ぶりに1万8000円台を回復した。

 東証株価指数(TOPIX)は19・00ポイント高の1463・92。出来高は約18億9600万株。

 前週末の米国株高を受け、朝方から幅広い業種の銘柄が買われた。注目された米雇用統計が低調な内容で、当面は米国で緩和的な金融政策が維持されるとの見方が広がり、東京市場でも株価を押し上げる材料になった。

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