サンダーランドのアドフォカート監督が退任「ここは特別なクラブ」 | ニコニコニュース

ウェストハム戦の翌日に退任したアドフォカート監督 [写真]=Getty Images
サッカーキング

 サンダーランドを率いるディック・アドフォカート監督は4日、クラブ公式HPを通じて退任を発表した。

 アドフォカート監督は今年3月、当時降格圏まで1ポイント差と厳しい残留争いを戦っていた同クラブの指揮官に就任すると、9試合で勝ち点12を獲得してチームを降格危機から救い出した。シーズン終了後には引退を決意したと報じられていたが、最終的には残留を遂げていた。しかし、今シーズンはこれまで未勝利。最下位ニューカッスルと勝ち点で並び、19位に着けている。

 同監督は、「私を支えてくれた全員に感謝を伝えたい。ここは、たくさんの素晴らしい人たちに囲まれた、非常に特別なクラブだ」とクラブへ感謝のコメントを発表し、「それでも、今が退任の正しいタイミングだと感じている。私にとってではなく、クラブにとってね」と、今回の決断について明かした。

 またサンダーランドは、アシスタントコーチのゼリコ・ペトロヴィッチ氏が退任したことも併せて発表している。同氏は2011年に浦和レッズの指揮官を務め、2014年にはセルビア代表でアドフォカート監督のアシスタントとして、ともに働いていた。