六代目三遊亭円楽さんが「桂歌丸師匠を“人間国宝”にしましょう」と呼びかけ ネット署名で10万人の賛同者を目指す | ニコニコニュース

Change.orgページより
ねとらぼ

 落語家である六代目三遊亭円楽さんがインターネット署名サイト「Change.org」にて「桂歌丸師匠を“人間国宝”にしましょう!!」と呼びかけるとともに、署名活動を展開しています。

【所属事務所の公式サイトにもメッセージを掲載】

 三遊亭円楽さんは署名サイトおよび所属事務所の公式サイトにおいて「歌丸師匠は、既にミイラには成りつつあります。……そういう冗談は番組の中だけにして、真剣に“人間国宝”になっていただきたく、このページを借りて訴え、また同志を募る次第です!」との書き出しで始まるメッセージを掲載。

 芸歴60年を越える現在も第一線で活躍し、落語の継承と進化に力を注いでいる桂歌丸さんの功績をたたえた上で、「伝統芸能の技能継承をきちんとしており後世への伝達を確かにして行ける者」であり「その芸の世界を世間的にも知らしめ高めた」として重要無形文化財保持者に相応しいとの考えを表明し、10万人の賛同者を募っています。

 テレビ番組「笑点」ではすっかり腹黒キャラが確立し、歌丸師匠になにかと毒舌を吐く姿が視聴者の笑いを誘っている円楽さんですが、そのような笑いの軸にはやはり桂歌丸さんに対する尊敬の念があるのだな、と思わずホロリときてしまいます。

 署名の宛先は文部科学省。なお、10月5日現在(記事執筆時)では、およそ1万9200人の署名が集まっているようです。