851%の期待。ソニー発のスマートウォッチ「wena」 #CEATEC2015

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こういうのが欲しかった」と話題になった、ソニーの新規事業創出部から生まれたスマートウォッチ「wena」。

腕時計としての所有感や文化に敬意を払ったものを作りたい」という開発チームの言葉のとおり、ほとんどのスマートウォッチの代名詞である盤面ディスプレイではなく、通常の腕時計と同じアナログの盤面を持っていて、"スマート"部分はバンドの中に収まっています。


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実物を見ると、やっぱりスマートウォッチには見えないデザインなのですが、機能はちゃんとお財布通知活動ログの3つが搭載されてます。


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バンドのバックル部分にはFeliCaが仕込まれているので、EdyやiDなどの電子マネー払いが可能。ちょっとコンビニ行くとき、お財布を探しまわらなくていいですね。

また、通知はこちらの小さなLEDが光って振動することで受け取れます。カスタマイズ可能な光の色で何の通知が来たかを見分けます。


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盤面は、トップ画像のChronographモデルと、こちらのThree handsモデル


そして、


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発表時に印象的だったこちらのCG画像、


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現実になって展示されていました。


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開発チームのみなさんが深夜がんばって作ったそうです。透明な糸で1個1個のパーツを吊っているんですね…。

そんなwenaは、クラウドファンディングで目標額の支援を獲得。達成率851%という期待度です。

支援者には、早ければ2016年3月から製品が届けられるとのことですよ。


source: wenaCEATEC 2015

(斎藤真琴)