独へ難民150万人流入も=地元紙

 【ベルリン時事】5日付のドイツ紙ビルトは当局の内部文書の内容として、中東などからドイツに流入する難民らの数が今年1年間で150万人に達する可能性があると報じた。

 ビルトによれば、当局は今後、年末までに最大92万人が押し寄せると予想。内部文書は「移民圧力はさらに高まる。地域にとって、極度の重荷になる恐れがある」と指摘した。

 当局は今年ドイツに入る難民数を最大80万人とする予測を公表している。また、ガブリエル副首相兼経済相は100万人に上るとの見通しを示していた。