アジャイルな仕事場づくり

OfficeFinder LLCのファウンダーでプレジデントのJames Osgood氏が、アジャイルな仕事場づくりに関してブログ記事を書いた。彼はアジャイルな仕事場を次のように定義する。

アジャイルな仕事場というのは、組織のニーズに対し、絶えず変化し、調整され、対応するものです。アジリティは、従業員、マネジメント、仕事、仕事場、それから生産性の測定方法の間に、ダイナミックな関係を必要とします。最良の、最も聡明な人たちを引きつけて、雇い続けようと、たくさんの会社がそれを見つけようとしています。彼らは仕事場と、仕事がどうなされるかについて再考する必要があります。

組織内に様々な仕事場を作ることによって、従業員が好きな場所で好きな時間に仕事ができるよう、完全な自由と柔軟性を保証しよう。

Office PrinciplesのマーケティングマネージャであるLee Parsons氏は、アジャイルな仕事のやり方で注意すべき重要な点は、働く人にスペースを戻して、最も居心地の良い場所で仕事ができるようにすることだとブログに書いた。これは静かなポッドかもしれないし、共同ベンチスペース、アームチェア、あるいは伝統的な机かもしれない。

James氏はアジャイルな仕事場の4つの決まり事について説明している

  1. 会社の情報へのアクセス: 従業員やチームメンバは、複数のデバイスから会社の情報にアクセスできる必要がある。それに加えて、コラボレーションを促進するフロア計画が必要だ。
  2. スケーラブルな仕事場: アジャイルな仕事場には柔軟性が必要だ。サービスやプロダクトによっては、年のある時期に売上の急増や低下があるだろう。アジャイルであるためには、季節によって仕事場を小さくしたり大きくしたりするのを検討してもよいだろう。
  3. ITチームのためのアジャイルな仕事場: ITチームにアジャイルな仕事場を与えることで、1時間ハイキングすることなしに、チームメンバの側に行って支援することができる。
  4. 力を利用する: 真にアジャイルであるために、ソーシャルメディアサイトを定期的にトラックして、フォロワーの反応と新しいソーシャルトレンドを効果的にフォローしよう。

Simon Evans氏はSydney Morning Heraldに次のような記事を書いた。KPMGはモダンなオフィスの新しい仕事場のプロトタイプに700万ドルかけ、全員の生き方としてフレキシブルな働き方を促進している。このアジャイルな仕事場はKPMGのアデレードオフィスで始まったが、KPMGの他の主要都市のオフィスにも展開されそうだ。彼はこの新しい仕組みの特徴を次のように説明している。

オフィスはゾーンに分割されています。邪魔されたくなければ「フォーカス」エリアに行きましょう。「コラボレイティブ」ゾーンをうろうろしていると、真剣なやり取りができます。スマートなアイデアを思いついたら「スパーク」エリアに全力疾走して、すぐにそのひらめきを電子スクリーンや備え付けのホワイトボードに書き出しましょう。

電話をかけるために、わざわざ机にある受話器付きの電話を探さないでください。そんなものはありません。オフィス全体はノートPCで動いています。単にヘッドセットをつけて、ノートPCに回された電話を取るだけです。