コピーガードの不便さは今年解消されます。 | ニコニコニュース

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2015年10月7日(水)〜2015年10月10日(土)に幕張メッセで開催されている、「CEATEC JAPAN 2015」。

本イベントは世界のテクノロジー企業が出展しています。特に2020年の東京オリンピック向けに各社が力を入れている製品が多くあったと感じました。10K対応のテレビやスマートデバイス、ロボット技術など、普段から新しいものに触れさせていただいている私でも、驚きの連続でした。

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その中でも、気になった新技術は「SeeQVault」(シーキューボルト)です。SeeQVaultはパナソニック、ソニー、東芝、Samsungの4社が開発した、様々な対応機器でコンテンツの再生をできるようにしたコンテンツ保護技術です。

今までは、上の動画にもあるように、テレビ番組をストレージに録画しても、コピープロテクションがあり、視聴できるデバイスが限られていました。しかし、SeeQValutでは、ひとつのストレージをいろいろなデバイスで再生できるようになります。たとえば、テレビやレコーダーを買い換えても、SeeQVaultに対応していれば、HDDを使い回すことができます。

そのほかにも、SeeQVaultに対応するAndroid端末、アプリケーション、SDカードがあります。今後iPhone向け製品も登場するようです。
また、富士通の製品の中にはすでにSeeQVaultに対応するものがあるそうです。

最後にですが、SeeQVaultは放送コンテンツ以外にもアニメ、マンガ、ゲーム、音楽、機密文章などの様々なコンテンツの保護技術としても、利用できます。

(文/撮影/広田睦侑)