三重県伊勢市で高校3年の波田泉有さん(18)を殺害した疑いで逮捕された同級生の男子生徒(18)が、県警の調べに対し「自分が殺せば、波田さんが救われると思った」という趣旨の供述をしていることが6日、捜査関係者への取材でわかった。

 「自分がやらないとかわいそう」という内容も話しているという。これまでの調べに男子生徒は波田さんに殺害を頼まれたと供述しており、県警は、友人や学校関係者の証言からも、嘱託殺人の可能性もあるとみて調べる。