『海街』快挙!作品賞に加え、綾瀬はるか、広瀬すず、樹木希林も受賞!−第7回TAMA映画賞 | ニコニコニュース

是枝裕和監督『海街diary』 - (C) 2015吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ
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 第7回TAMA映画賞の受賞者が発表され、是枝裕和監督の『海街diary』が最優秀作品賞を獲得、同作に出演の綾瀬はるかと樹木希林が最優秀女優賞、広瀬すずが最優秀新進女優賞に輝くという快挙を成し遂げた。TAMA映画賞は市民映画祭 TAMA CINEMA FORUM のプログラムの一つとして毎年選考が行われており、2015年の国内映画賞レースの先陣を切る賞である。

第25回映画祭 TAMA CINEMA FORUM オフィシャルサイト

 最優秀女優賞を手にした綾瀬は、「昭和の女優を思わせる美しい立ち居振る舞いを見せ、自己の内面を変える女性の成長を演じきった」と『海街diary』での演技が高く評価されての受賞となった。また、広瀬は「爽快感や躍動感と共に少女のかけがえのない輝きをスクリーンに表現し映画女優としての未来を感じさせた」ことが受賞理由として挙げられており、この賞を受けてさらなる活躍に期待がかかる。

 最優秀作品賞には『海街diary』に加え、呉美保監督による高良健吾主演作『きみはいい子』、最優秀男優賞には永瀬正敏と綾野剛、最優秀新進男優賞には中島歩と野村周平、最優秀新進女優賞には広瀬すずと並んで杉咲花が決定している。本賞の授賞式は11月21日にパルテノン多摩にて行われる予定だ。(編集部・小山美咲)

第25回映画祭 TAMA CINEMA FORUM は11月21日~11月29日まで(11月24日は休映)、東京都多摩市内の3会場4スクリーンで開催