「街でお母さんを見ると守りたくなる」白衣の星野源がドラマ試写会で熱弁 | ニコニコニュース

四宮春樹役の星野源。
音楽ナタリー

10月16日(金)よりTBS系で放送されるドラマ「コウノドリ」の舞台挨拶付き試写会が、昨日10月7日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて実施された。

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舞台挨拶に登壇したのは、鴻鳥サクラ役の綾野剛、下屋加江役の松岡茉優、小松留美子役の吉田羊、四宮春樹役の星野源、今橋貴之役の大森南朋の5人で、吉田を除く4人が白衣で登場した。試写会は医療従事者と医学生限定で行われ、松岡は「医療関係者の方ばかりなので、(観終わったあと)どんなお顔をしているのかなと思っていたら、ライトで顔が全然見えなくて……逆に緊張がほぐれました」と語る。星野も「シリアスで冷酷な役なので、皆さんが僕のことを嫌っていないか心配でした」と笑い、「登壇したとき笑顔で迎えてくれたので楽しんでくださったのが伝わってきて、胸が温かくなりました」と観客の反応に安心した様子を見せた。

司会者からドラマに携わってから、出産や周産期医療に関するイメージは変わったかという質問に対し綾野は「変わりました」と即答し、「生活している中で、赤ちゃんやお母さんを見ると必要以上に気になる」と熱弁。星野も「剛くんと同じように、街行くお母さんを見るとやけに守ろうとしてしまいます」と同意し、「四宮はある過去の出来事から感情を殺しているんですが、赤ちゃんが無事に生まれてきてほしいという思いが人一倍強いキャラクター。そう思って役作りをしていると、電車とか映画館とかで赤ちゃんが泣いているとすごくうれしくなる。うれしくて僕が泣きそうになる」と語った。

なお撮影に際して病院見学にも行ったという出演者たち。星野は「キャストたちがそろって病院見学に行ったとき、先生が小さい声で『あんまりカッコよくしないでくださいね』っておっしゃったんです。それがどうしても頭に残っていて、赤ちゃん、ご家族、医療関係者のことを考えながら演じようと心に決めました」と役作りのエピソードを明かす。綾野も「素晴らしいキャストとスタッフとともに、ある種とても難しい作品に、勇気を持って向き合っています」と力強く述べた。