ローソンは7日、グループ社員の2018年度までの健康目標値を設定したと発表した。肥満の社員の割合を減らすなどして心身面の不安が少ない社員を増やし、効率的な企業活動につなげる狙いだ。今月1日付で玉塚元一社長が最高健康責任者(CHO)に就任しており、目標達成に向けた取り組みを進める。

 肥満判定に使われる体格指数(BMI)が基準値以上だった社員の割合は、14年度に男性で37・2%、女性は18・6%だった。これを18年度には、男性27・7%、女性17・0%まで減らしたい考えだ。

 運動用ビデオの作成やクラブ活動を奨励、1年に1回実施する健康診断で成果を把握する。