LiSA、「Empty MERMAiD」発売記念! 神奈川&大阪でミニライブを開催 | ニコニコニュース

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2015年9月30日に通算9枚目のシングル「Empty MERMAiD」をリリースしたLiSAは、10月3日(土)に神奈川・ラゾーナ川崎、10月4日(日)に大阪・あべのキューズモールにてリリース記念ミニライブを開催した。

LiSAにとって、ラゾーナ川崎とあべのキューズモールはリリースの度にイベントを開催するなかば恒例となった会場。しかしながら、今年はLiSAの"ホームグラウンド"であるアニメタイアップ以外にも、地上波音楽番組やロックフェスへの出演、映画『ミニオンズ』での吹き替え初挑戦などで活動の幅を大きく広げてきたことや、さらに好天にも恵まれた結果、各会場では過去最高の動員を記録した。

そんな期待感があふれる会場に、颯爽と現れたLiSA。自身のライブではお馴染みのバックバンド<らーメンズ>からギター高慶氏、キーボード野間氏を迎えてのアコースティックライブは、「Empty MERMAiD」のM-2に収録された小南泰葉作曲の「リスキー」からスタート。アコースティックならではのしっとりとしたアレンジながら、抑制された熱情を湛えてのLiSAのボーカルが冴えわたる。そして、前作シングル「Rally Go Round」のカップリング曲「オレンジサイダー」を披露する。夏の日の淡い恋心を描いた詞とLiSAが奏でる素朴なピアニカの音色により、感傷的な空気が観客の間に広がっていく。

そして、「ここはスナックです(笑)」とおどけながら「Empty MERMAiD」に収録された「虚無」へ。昭和的な雰囲気を携えた同曲を、ムードたっぷりに歌い上げる。あべのキューズモールでは、MCで「今回の『Empty MERMAiD』収録曲の作曲は関西出身の女性アーティストばかりなんです。関西すごい!」と語り、それぞれの楽曲と作家陣に対してのリスペクトを表していた。そして、「大切な曲を歌います」と言って「シルシ」を、ファルセットを交えて情感たっぷりに歌い上げる。

ここで高慶氏、野間氏とのアコースティックパートは終了。両氏を送り出した後、「今日は何のリリイベだっけ? 大事な曲やらないとね!」と「Empty MERMAiD」を熱唱する。激しいサウンドにのせてのLiSAと観客のコールアンドレスポンスで一気に会場の興奮はピークへ。そして、「せっかくだからもう一曲やっていい?」と、LiSAの代表曲「Rising Hope」をラストに披露した。ミニライブ終了後は、「Empty MERMAiD」の購入者を対象とした特典お渡し会を実施。ファン一人一人と約2時間に渡り、真摯に会話をしたLiSAは、多くの笑顔が溢れる中、「今日もいい日だっ。ばいちー!」といつもの決め台詞でイベントを終了した。

10/12付オリコン週間CDシングルランキングでは初登場10位を記録。ノンタイアップシングルでは、「best day, best way」「BLiGHT FLiGHT / L.Miranic」につづいてのTOP10入りを果たしたLiSAだが、年末12/23には幕張メッセ国際展示場でのワンマンライブ、そして今年最後のロックフェス「COUNTDOWN JAPAN 15/16」への出演も決定している。2015年を一気に駆け抜け2016年に羽ばたくLiSAの今後の活躍も要注目だ。