Amazon API Gateway は全面的に管理されたサービスで、開発者はこれを利用することにより、どのようなスケールであっても、簡単に API の作成、配布、保守、監視、保護が行えます。AWS マネジメントコンソールで数回クリックするだけで、Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) で稼働中のワークロードや、AWS Lambda で稼働中のコード、または任意のウェブアプリケーションといった、バックエンドからのデータ、ビジネスロジック、機能にアクセスする、アプリケーションの玄関として振る舞う API を作成できます。Amazon API Gateway では、最大で数十万の同時 API 呼び出しを受け付け、処理することが可能です。これにはトラフィック管理、認証とアクセス管理、モニタリング、API バージョン管理が含まれます。Amazon API Gateway では最低利用料や初期費用はかかりません。受信した API 呼び出しと、送出したデータ量に対してのみ料金が発生します。

低コストで効率的

Amazon API Gateway では、API に対する呼び出しと、送出されるデータに対してのみ料金が発生します。最低料金や前払いの義務は発生しません。

スケールに応じたパフォーマンス

Amazon CloudFront と統合されている API Gateway では、エッジロケーションの世界的ネットワークを活用し、API リクエストとレスポンスを可能な限り低いレイテンシーでエンドユーザーに提供できます。また、Amazon API Gateway はスロットリングによるトラフィック管理が可能なので、バックエンドの動作はトラフィックの激増にも耐えられます。さらに、Amazon API Gateway では、API 呼び出しに対する出力をキャッシュし、バックエンドシステムへの不要な呼び出しを避けることによって、API のパフォーマンスを向上させることもできます。

API アクティビティの容易な監視

API がデプロイされると、Amazon API Gateway では Amazon CloudWatch によってサービスの呼び出しを視覚的にモニタリングできるダッシュボードが表示され、パフォーマンスのメトリックスと API 呼び出しについての情報、データのレイテンシー、エラー率を確認できます。

合理的な API 開発

Amazon API Gateway では、バージョンの異なる同じ API を同時に実行できるので、新しいバージョンをスピーディーに反復し、テストし、リリースすることが可能になります。

安全かつ柔軟

API Gateway には、API へのアクセスを認証し、サービス操作アクセスを管理するツールが準備されています。AWS Identity and Access Management (IAM)、Amazon Cognito といった AWS の管理ツールやセキュリティツールを使用して、API に対するアクセス認証を実施できます。Amazon API Gateway では、AWS が自身の API に使用しているのと同じテクノロジーを使用して、署名付き API アクセスを検証できます。OAuth トークンやその他の認証メカニズムをすでにご使用の場合、Amazon API Gateway では検証用の OAuth または OpenID Connect ヘッダーをバックエンドに転送できます。

RESTful エンドポイントの作成

With Amazon API Gateway では、現代的なリソースベースの API を作成してから、動的で柔軟なデータ変換機能を使用し、目的とするサービスに必要な言語でリクエストを生成できます。API Gateway は、トラフィックが予想外に激増したときでも、バックエンドインフラストラクチャの負荷が過大にならないようなスロットリングルールを設定することによって、既存のサービスを保護できます。

サーバーなしで API を実行する

Amazon API Gateway は AWS Lambda と緊密に統合されているので、完全にサーバー不要の API を作成することが可能です。Amazon API Gateway を使用すれば、AWS Lambda で実行されているコードを介して、一般公開されている AWS サービスを呼び出すためにモバイルアプリケーションやウェブアプリケーションが使用可能な REST API を作成できます。AWS Lambda では、お客様のコードが高可用性コンピューティングインフラストラクチャで運用され、高負荷の操作やお客様のコンピューティングリソースの管理のすべてが行われます。

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