AWSがコンテナの作成とローンチを管理するレジストリContainer Registryをサービスとして提供 | TechCrunch Japan

Amazonが今日(米国時間10/8)のre:Inventカンファレンスで、デベロッパのためのコンテナ管理ツール Amazon EC2 Container Registryをローンチした。

昨年Amazonは、DockerイメージをサポートするコンテナサービスEC2 Container Serviceを発表した。AmazonのCTO Werner Vogelsによると、コンテナイメージを生成し、保存し、ローンチするときには、それらを記録するレジストリを参照できることが日増しに重要になる。

“このツールはそれを、開発過程の一部にする”、とVogelsは説明する。デベロッパは自分が作ったイメージをテストし、ローンチOKとなったらレジストリに入れるのだ。

Amazonのそのほかのサービスでもそうだが、同社はレジストリを自作して使っている顧客が多いことを知った。しかしもちろんこれは、企業にとって余計な負荷になり、またそういう余裕のない企業もある。レジストリをサービスとして提供すれば、どちらの企業もコンテナ管理に欠かせないツールを簡単に手にすることになる。

もちろんこのコンテナレジストリはAmazonのコンテナサービスのそのほかの部分とうまく統合化され、イメージそのものはAmazon S3に保存されるので、ストレージの売上もそのぶん増える。

コンテナはデベロッパ界隈でますます人気が高まっているので、より幅広いコンテナ関連サービスを提供することは、Amazonにとっても当然だ。これらのサービスにより、コンテナを作り、管理し、動かすための作業が一層軽減されるだろう。

このサービスは今年の終わりごろより供用開始される。

AWS re:Invent 2015

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。