ファミリーマートの店舗
共同通信社

 来年9月の経営統合に大筋で基本合意したファミリーマートとユニーグループ・ホールディングスが、業績拡大の柱と位置づけるコンビニ事業のブランドを「ファミリーマート」に一本化する方針を固めたことが9日、分かった。ユニーグループが国内で合わせて計約6300店を展開する「サークルK」と「サンクス」の看板はなくなる。

 ファミリーマートは、計約1万8千店に拡大する国内店舗網を背景に、商品開発力や知名度を高め、最大手のセブン―イレブン・ジャパンを追い上げる方針。

 別ブランドでイメージを一新する案もあったが、看板や内外装の費用が巨額になることがネックとなった。

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