小2女児、テントで死亡=家族4人CO中毒か―三重県警

 10日午後6時20分ごろ、三重県南伊勢町五ケ所浦の民家で、住人の溝口秀樹さん(44)から「7歳と3歳の娘がテント内で倒れている」と119番があった。県警などによると、溝口さんの妻(43)と長女の小学2年ティアラちゃん(7)、次女(3)が倒れており、ティアラちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。

 溝口さんと妻、次女も搬送されたが3人とも命に別条はないという。県警は、一酸化炭素中毒とみて詳しい状況を調べている。

 4人は9日から自宅敷地内にテントを張ってキャンプをしていた。同日午後10時ごろ、暖を取るため練炭に火を付けて就寝。10日午前5時ごろ、溝口さんがトイレに行くため自宅に戻ったが、意識を失った。午後5〜6時ごろ意識を回復し、テントを確認したところ3人が倒れていたという。