福岡県警は１０日、１９９９年に同じ会社に勤務する男性を川に突き落として殺害したとして、殺人の疑いで同県嘉麻市飯田、土木建築会社経営井手口信次容疑者（５２）ら３人を逮捕した。

　他に逮捕されたのは、広島市佐伯区八幡東、会社員山元茂容疑者（４２）と福岡県飯塚市に住む当時１９歳だった建設作業員の男（３６）。

　逮捕容疑は、共謀し９９年２月から６月までの間に、同県田川市の川に建設作業員神浦太志さん＝同県川崎町＝を突き落として殺害した疑い。神浦さんは当時２４歳か２５歳だった。県警は３人の認否を明らかにしていない。