【衝撃】12歳になると“女子”が“男子”になる村がある!? | ニコニコニュース

【衝撃】12歳になると“女子”が“男子”になる村がある!?
バイレーツ

12歳になると女の子が男の子に変身する、そんな不思議な村がある。

画像出典:The Telegraph

ドミニカ共和国の南西にある、小さな村サリナス。ここでは90人に1人の割合で、思春期に女の子が男の子に変身するというのだ!?

ここで暮らすジョニーさん(24)は物理的にも生物学的にもれっきとした男性。でも、彼は思春期を迎えるまでペニスが無かったという。

画像出典:The Telegraph

この村では女の子に生まれて、思春期でペニスが成長する異常現象が多く見られ、それが異常だと思う人もあまりいない。

そんな子供たちを村の人は「guevedoces」(12歳でペニス)と呼んでいる。

ジョニーさんも子供のころはフェレシティアちゃんという名前で女の子として育った。

「僕は小さいころは赤のワンピースを着てました。母は家で私を生んだため、正しく性別判断されなかったんです。学校が始まってから女の格好をさせられていましたが、女子が遊ぶおもちゃには全く興味がなくていつも男子と遊びたいと思ってたんです」

これは稀な遺伝性疾患が原因とされ、子宮の中で欠損酵素が男性ホルモンの形成を阻止することによって起こる。

子宮内の胎児はみんな、生殖腺という内部腺と股の部分に小結節という小さな突起があり、8週目ぐらいでY染色体を持つ男の子は、大量にジヒドロ-テストステロンを生成するため、小結節はペニスになる。女の子の場合は小結節がクリトリスになる。

しかし、男の子でホルモンの急増を促進する酵素「5-aレダクターゼ」が欠落している場合睾丸が無く、膣があるように見える。

それで女の子として育ったのに、思春期に男性ホルモンが急増することによって男性生殖器官が成長して急に男の子に変身してしまうというのだ。

ジョニーさんの場合は7歳のころだった。

小さなころから女の子として育つのにずっと違和感を感じていたので、男性になったときには嬉しかったという。

この「guevedoces」と呼ばれる子供たちが最初に確認されたのは1970年代で、ドミニカ共和国へ調査へ訪れたコーネル大学の内分泌学者ジュリアン博士によって研究が開始された。

パプアニューギニアのサムビアン村でも同じケースが確認されている。

この現象は村が孤立していることにあるとされるが、ドミニカ共和国ではその第三の性別も広く知られ、受け入れられているという。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:The Telegraph/The astonishing village where little girls turn into boys aged 12
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)