安全保障関連法成立から1カ月となる19日に合わせ、市民団体が「私たちは諦めない」として、国会前で反対集会を開き、参加者は「戦争法、今すぐ廃止」とシュプレヒコールを繰り返した。国会内では「安倍政治を終わらせよう」と題した集会もあり、識者が野党の共闘を訴えた。

 国会前集会は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が呼び掛け、主催者発表で約9500人が参加。多くの警察官が警備に当たる中、市民が「憲法破壊、絶対反対」と声を振り絞った。実行委メンバーの高田健さんは「9月19日の怒りを持ち続け、戦争法をなくすまで闘う」とあいさつした。