TwitterのCEO Jack DorseyがFlightカンファレンスでデベロッパに謝罪、関係改善を呼びかける | TechCrunch Japan

数年前に起きたTwitterとデベロッパとの大喧嘩は、同社の波瀾の歴史の中でも大きな傷のひとつだ。そこで、CEOにJack Dorseyを迎えてリブートしようとしているTwitterは、今日盛大に行われたデベロッパイベントのスローガンを、Twitterの過去の振る舞いの謝罪と改善のお約束、にせざるをえなかった。

Twitterが一部の機能を削ったりして徐々にデベロッパ無視に傾いていった過程についてDorseyは、“デベロッパとの関係が混乱し、不安定になっていった。今日はみなさまに、当時の混乱をお詫びしたい”、と語った。

では、これからはデベロッパはTwitterを信用できるのか?

(ありがとう、@Selviano)

Dorseyは続けて、生まれ変わったTwitterは、“デベロッパとのすばらしい関係を築きたい。そのニーズを満たし奉仕していきたい。デベロッパコミュニティとの良質な会話を築く必要がある。一人では何もできない。みなさんのお力が必要である”、と述べた。

もちろん今のTwitterはかつてのように絶好調ではない。まさに今日、Morgan StanleyはTwitterの評価ランクを下げて、エンゲージメントとユーザ数の増加が少ないことと、同社の広告ビジネスへの懸念を理由として挙げた。ダウングレードによって同社の午前の株価は、7%近く下がった。

Dorseyが、デベロッパに支持されて成長していた古き良き日を取り戻したいと願うのも、無理からぬ話だ。

同社によると、今後はデベロッパとのコミュニケーションを改善していく。“デベロッパとのすばらしい関係を確実に築いていきたい。デベロッパのみなさまとの、オープンで誠実な関係を”、と彼は言った。

彼は、問題の原因となったアプリケーションの名前を、具体的に挙げることすらした。

“Politwoopsのような透明性の実現を求める企業を、支持し勇気づける責任がわれわれにはある”。…Twitterは、政治家たちの削除されたツイートを追跡するこのアカウントを、ToS違反として閉鎖したことがある。そのことを、今Dorseyは詫びている。

彼はこう締めくくった: “Twitterでは、お好きなことを何でもツイートしてください。Twitterに対する改善要望のようなツイートは、ハッシュタグ#helloworldでツイートしてください。私たちはそれらを真剣に検討し、このプラットホームを、ユーザのみなさまが誇りに思えるサイト、もっともっと利用したくなるサイトに、していきたいと思います”。

“それは一晩では実現しませんが、これからの私たちが正しい意思決定をしていくことを、確信いたします”。

Twitterの実行力を、見守ろう。

Twitter Flight Developer Conference

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。