ここ最近、リメイク版アニメが熱い。過去の名作『科学忍者隊ガッチャマン』や『おそ松くん』『北斗の拳』など、世界感やキャラクターを再解釈して、ストーリーや絵柄を現代版に変えた作品が続々と放送されている。このようにたくさん登場してくると「次はあの作品も…」と思ってしまうもの。そこで、20～30代の男性会社員200人に、「現代版リメイクが観たいアニメ」についてアンケート調査を行った。
■現代版リメイクが観たいアニメTOP10
（1980年代後半～1990年代に放送された少年向けアニメ44作品から1～3位まで選んでもらい、1位を3pt、2位を2pt、3位を1ptとして集計。協力／アイリサーチ）
1位 『キャプテン翼』 126pt
2位 『ドラゴンボール』 101pt
3位 『キン肉マン』 97pt
3位 『タッチ』 97pt
5位 『SLAM DUNK』 71pt
6位 『幽☆遊☆白書』 63pt
7位 『めぞん一刻』 43pt
7位 『美味しんぼ』 43pt
9位 『シティーハンター』 42pt
10位 『笑ゥせぇるすまん』 36pt
※番外
11位 『魁!!男塾』 31pt
12位 『ハイスクール!奇面組』 26pt
12位 『機動警察パトレイバー』 26pt
14位 『YAWARA! a fasionable Judo Girl!』 25pt
14位 『らんま1/2』 25pt
トップになったのは、80年代、90年代、00年代とリメイク版も含め3回にわたってシリーズ放送された『キャプテン翼』。幼い頃に大空翼に憧れてサッカーを始めた人は多いはず。その他の作品についても、いまだに再放送される人気作が多い。これらの現代版リメイクを希望する回答者の熱いコメントも紹介しよう。
【1位 『キャプテン翼』 126pt】
「豪快なシーンが再現できそうだから」（36歳）
「今の時代を考えて描いてほしい」（34歳）
「サッカーの躍動感を今の技術で完全再現してほしい」（29歳）
【2位 『ドラゴンボール』 101pt】
「どんな感じか気になる」（28歳）
「現代技術で、アクションシーンの迫力が出そう」（32歳）
「今も全巻持っていますが。以前のものもすごく高度だと思うので、もっとすごくなるのではと期待できるから」（29歳）
【3位 『キン肉マン』 97pt】
「トーナメントをまた見たい」（38歳）
「技や超人がリアルに描けて迫力がありそうだから」（37歳）
「作者の画力もあがってるし現在の技術で今連載している話を リメイクしたらヒットしそうだから」（39歳）
【3位 『タッチ』 97pt】
「これしかない」（35歳）
「恋愛アニメの名作だと思うから」（29歳）
「新しい主題歌や、違う構図からの映像化が楽しみ」（26歳）
【5位 『SLAM DUNK』 71pt】
「晴子さんがさらにかわいくなるだろと思うから」（30歳）
「リメイクも見たいですが、その後の世界もついでにアニメでやってほしい」（36歳）
【6位 『幽☆遊☆白書』 63pt】
「内容が今の若い人が見ても楽しめるので」（34歳）
【7位 『めぞん一刻』 43pt】
「平成の世でどう描かれるか見てみたい」（37歳）
【7位 『美味しんぼ』 43pt】
「リアルな映像で見て見たいと思います」（26歳）
【9位 『シティーハンター』 42pt】
「今風にした冴羽りょうとアニメーションを見てみたい」（35歳）
【10位 『笑ゥせぇるすまん』 36pt】
「シニカルで面白いから」（30歳）
続編や現代風の設定など新しいストーリーを観てみたいという声もあったが、特に多く寄せられたのが躍動感や迫力への期待。当時より格段に技術的進歩を遂げているアニメ業界。ただし、過去作品の“味のある画”も別の魅力を持っている。リメイク版とオリジナル版を見比べる楽しみも生まれそうだ。
（千川 武）
※当記事は2015年10月22日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。