九州自動車道で横転したトラック(奥)から一時逃げた牛=24日、熊本市(熊本県警高速隊提供)
共同通信社

 24日午前4時ごろ、熊本市北区の九州自動車道下り線で、島根県の畜産業の男性(58)が運転していたトラックが横転し、積んでいた牛8頭のうち、一部が逃げた。九州道下り線は植木―熊本間が約3時間半通行止めになった。

 1頭は後続の車にはねられて死んだ。ほかの牛は警察官などがロープでガードレールにつなぐなどして確保した。

 熊本県警高速隊によると、男性は牛を競りに出すため山口市から鹿児島県姶良市に向かっていた。