マイナビスチューデント

10月21日、「ホンマでっか!TV」では、病気で入院したときにお見舞いにきてくれる友人が2人以上なら長生きできるという説を紹介。

これは経済学の先生が明らかにしたもの。経済学の世界では職場の注目度が上がると作業効率があがるホーソン効果が知られている。ホーソン効果は、工場の電気を消したりつけたりするとどのように作業効率が上がるか試した実験で、結果としては、電気を消してもつけても作業効率は上がった。つまり注目されるとやる気があがるのだという実験だ。

そして先生によると、職場で注目されなかった人は、死亡率が2.4倍もあがったのだという。二人以上お見舞いに来た患者の死亡率は26%になったそうだ。

これはあくまで病院での統計で、経済学者が統計をとっただけなので、病気との因果関係は不明。だが友達がお見舞いに来てくれる、つまり注目をされていることで、死亡率が変わってくるようだ。友達のいない人には残酷な統計結果だが、経済学の実験なので受け入れるしかないだろう。ただし医学的なものではない。