ザ・ウィークエンド、警官への殴打で異議申し立てを行わず刑期を回避

 R&Bシンガーのザ・ウィークエンドが、今年1月にラスベガスの警官を殴った件について異議申し立てを行わないことが明らかになった。

 TMZの報道によると、10月21日に罪状認否のためラスベガス裁判所に出廷した同シンガーは、裁判官の命令に従い刑期を回避したとのこと。ザ・ウィークエンド(本名エイベル・テスファイ)は裁判官の裁定により、アンガーマネジメント、アルコール評価、50時間の社会奉仕活動の完遂を要求され、これを故国カナダで行うことが許されるそうだ。また、負傷した警官に1,000ドル(約12万円)を支払うことにもなる。

 同シンガーは1月、ラスベガスのクロムウェル・ホテル内での口論の末に、被保護者への暴行罪で逮捕された。当時の警察のスポークスマンの話では、現場に警官が到着してケンカをやめさせようと割って入ったところ、ザ・ウィークエンドが警官の側頭部を拳で殴ったという。