金曜日から始まったTOKYO DESIGN WEEK。会場は連日、アートの香りで賑わっていますよ。
そんなTDWの人気展示のひとつ、コンテナ展に出展していたのは、TOYO TIRES。言わずと知れたタイヤメーカーですが、正直に言って、アートのイメージはあまりありません。はたして、どんな内容になっているのでしょう。
ブースを入ると、突如出現する真っ黒なライオン。もの凄い迫力です。
しかもよく見ると、色とりどりの光が流れ、ライオンの姿が刻一刻と変化していくのです。たとえば、こんな感じ。
光を投影しているのは2つのプロジェクター。ライオンの足元にキネクトが設置されており、来場者がライオンの前に立つと、さまざまな変化を見せるといいます。
作品のほぼすべてには車用のタイヤを使っており、一部細かい部分で自転車などのものを利用しているとのこと。内部は鏡張りとなっているため、迫力ある黒ライオンの姿が楽しめます。
こちらはオシャレなフライヤー。折り曲げると、円を描いたタイヤのように見える仕掛けが。
設置の様子は、以下の動画からご覧になれます。実用性の権化のような存在であるタイヤとアートという正反対のコラボでしたが、バッチリ決まってましたね。
東京デザインウィーク2015
【前期】10月24日（土）〜10月28日（水）
【後期】10月30日（金）〜11月3日（火・祝）
【時間】11:00〜21:00（最終日は20:00まで）
【会場】明治神宮外苑絵画館前
【入場料】3,000円（当日券）
source: TOKYO DESIGN WEEK、YouTube
（渡邊徹則）