「物言う株主」で知られる米ヘッジファンドのサード・ポイントが、流通大手セブン&アイ・ホールディングスの株式を大量取得し、業績不振が続く総合スーパー事業の見直しや株主への利益還元の強化を要求していることが26日、分かった。

 サード・ポイントは2013年にソニーの株を大量に取得して映画・音楽事業の分離や上場を求め、日本で認知度を高めた。セブン&アイは要求内容への対応を慎重に検討する方針だ。

 ダニエル・ローブ最高経営責任者(CEO)がセブン&アイ経営陣に書簡を送り、大株主になったことを表明。

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