「バットマン」のクリエイター、故ボブ・ケインさんがハリウッド殿堂入り! | ニコニコニュース

バットマンの生みの親、故ボブ・ケインさん - Nancy R. Schiff / Hulton Archive / Getty Images
シネマトゥデイ

 アメリカのコミックアーティストでDCコミックスのスーパーヒーロー「バットマン」のクリエイター、故ボブ・ケインさんが、ハリウッド殿堂入りを果たしたことが同授賞式を主催する The Hollywood Chamber of Commerce によって明らかになった。

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 ケインさんは、ロバート・カーンという名で1915年にニューヨークで誕生し、高校卒業とともに法的にボブ・ケインと改名。大学卒業後にマックス・フレイシャー・スタジオでアニメーターの見習として業界に入り、コミック・スタジオ、アイズナー&アイガー・スタジオで働き始めた。

 そして1938年に作家志望のビル・フィンガーさんと組み、1939年に「Detective Comics」の第27号で「バットマン」を登場させ、1940年の春に単独のスーパーヒーローとしてコミック「バットマン」が出版された。その後、ティム・バートン、ジョエル・シューマカーが手掛けた映画版『バットマン』シリーズではコンサルタントとして参加し、1998年に83歳で亡くなった。ハリウッド殿堂入りの記念式典には、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』のザック・スナイダー監督が参加し、 ケインさんに2,562番目の星が授与された。ちなみに「バットマン」はコミックのキャラクターとしては最も多く映画化されたキャラクターとしてギネス記録も保持している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)