ロッテリアが販売している「ご当地ふるポテ」。登録商標の無断使用で「京都黒七味風味」の販売が中止された(ロッテリア提供)
共同通信社

 ハンバーガーチェーンのロッテリア(東京)が販売したフライドポテトの名称に、薬味製造販売原了郭(京都市東山区)の登録商標「黒七味」を無断使用していたことが28日までに分かった。すでに販売を中止し、謝罪したという。

 ロッテリアによると、商品は「ご当地ふるポテ」の「京都黒七味風味」。フライドポテトに購入客が香辛料を振りかけるもので、9月17日から期間を限定し、全国約450店で販売されていた。

 5日、原了郭側から内容証明郵便が届き、発覚した。ロッテリアは同日、販売を中止して謝罪。「商標登録されているとは知らず、確認作業にミスがあった」としている。