靴を見れば人生が見える―“靴と人”が織りなす秘密の物語 | ニコニコニュース

『骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿』(著:阿賀直己/装画:久米田康治/星海社)
ダ・ヴィンチニュース

 気鋭の新人小説家・阿賀直己の初シリーズ作品となる『骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿』が、2015年12月15日(火)に発売される。靴の声を聞くことのできる、神出鬼没で自由奔放な店主・王子と、無愛想な靴職人・四辻が働く謎めいた靴屋を舞台に、“靴と人”が織りなす秘密の物語が繰り広げられる。

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 同作の装画を手がけるのは、『さよなら絶望先生』などで知られるマンガ家の久米田康治。シリーズ小説開幕を前に、久米田からユニークなコメントが届いている。

「僕はよく他人に足元を見られるので、靴には気をつけています」


久米田康治

 また、発売を前にすでに続編小説のWEB公開が決定! 星海社のWEBサイト「最前線」で、『骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿』の続編が2カ月連続で限定公開。「最前線」の人気企画「カレンダー小説(※)」として、「バレンタインデー」「ホワイトデー」をテーマにした短編小説を阿賀が書き下ろしている。

※“1年の記念日”をテーマに、Webサイト「最前線」にて書き下ろしの短編小説を期間限定で公開するスペシャルコンテンツ。過去には「飛空士シリーズ」の犬村小六や、最年少三島由紀夫賞作家・佐藤友哉など気鋭の作家が参加している。

第1弾 2月14日~2月29日限定公開


「ハイヒールは嘘つきのはじまり」on バレンタインデー

第2弾 3月14日~3月31日限定公開


「氷の女神とラバーソール」on ホワイトデー

 さらに、人気声優・櫻井孝宏が吹き替えを担当する「発売記念PV」を12月下旬に「最前線」で公開予定。店長・王子から届くメッセージを楽しみに待とう。

■『骨董靴工房アッシェンプッテルの来客簿』


著:阿賀直己
装画:久米田康治
予価:1,200円(+税)
発売日:2015年12月15日(火)
出版社:星海社
⇒星海社WEBサイト「最前線」http://sai-zen-sen.jp/

阿賀直己(あが なおみ)


小説家。2013年に『神さまは この恋をわらう』にてデビュー。このデビューをきっかけに出版社「ルナマリア」が創立される。代表作に『ファクトリー!香鹿と糸島の場合』など。本作が初のシリーズ作品となる。