エマ・ワトソンが今だから言える事実を述べている。『ハリー・ポッター』シリーズで演じたハーマイオニーの初期のヘアスタイルが大嫌いらしいのだ。どんなセレブリティーも、昔の自分の写真を見るとファッションや髪型に若干の気恥ずかしさを覚えるものだろうが、エマの場合、『ハリポタ』シリーズの1作目の自分を見るのはかなり勇気が必要なことらしい。
【写真を見る】シリーズ最終作『ハリー・ポッターと死の秘宝』を撮影中のエマ
原作に登場するハーマイオニーは「栗色でボサボサな髪の前歯がやや大きい女の子」ということになっているので、エマの髪もそれを忠実に再現したものだったのだろうが、エマは今それを見るとどうにもいたたまれない気分になるそうで、「『ハリポタ』の最初の映画の私を見ると、最初に気になるのは、なんてひどい髪型をしていたんだろうということです」とイタリア版ヴォーグ誌に話している。
確かに今見ると1作目でのエマの髪型は、かなり横に広がったボリュームあるボサボサ頭で、シリーズが進むごとにエマのヘアスタイルはスタイリッシュに進化している。
契約では、エマはシリーズが終了するまで原作のイメージの髪型をキープすることになっていたそうだが、エマはプロデューサーや監督を説得して、2作目以降はボサボサの髪ではなく、少し落ち着いたヘアスタイルにすることを許されたそうだ。【UK在住/ブレイディみかこ】