【ワシントン共同】米国防総省は23日、過激派組織「イスラム国」の掃討作戦で、米軍主導の有志国が21日にシリア北東部ハサカと東部デリゾールの間で実施した空爆で、同組織のタンクローリー283台を新たに破壊したと発表した。

 米政府は、石油密売により同組織が1日当たり平均100万ドル(約1億2300万円)を得ているとみており、有志国は石油を運ぶ車両を攻撃することで主要な資金源を断つ作戦を進めている。

 今月15日には、116台を破壊した。