「勤労感謝の日」社畜の新解釈は? | ニコニコニュース

「勤労感謝の日」…あなたは出勤している?
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11月23日は勤労感謝の日。1948年、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日として祝日に制定されたが、もともとのルーツは稲の収穫を感謝する「新嘗祭」(にいなめさい)。現在もこの日には、宮中祭祀として「新嘗祭神嘉殿の儀」が執り行われる。

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起源は“収穫祭”とはいえ、今ではすっかり“働いている人に感謝する日”というイメージが強い「勤労感謝の日」だが、Twitterには、働く人たちからの“異論”がぞろぞろ。3連休前の投稿をみてみると、

「悲報、日曜月曜仕事入った…勤労感謝の日とは一体…」


「次の3連休全部仕事なんだけど…勤労感謝の日だよ?ねぇ…」
「来週の月曜出勤になりそうだ。おわた。勤労感謝してほしい」
「明日は給料日なんだけどさ明後日から土日月の連休は連勤なんだよな、俺にも勤労感謝させてくれ」

など、祝日出勤をする人たちの悲哀ただようつぶやきが散見されるほか、

「勤労感謝(感謝して働け)」


「勤労感謝の日って勤労に対して圧倒的感謝をする日なのかな????」
「23日、勤労感謝の日らしいけど、うちは働けることに感謝して出勤する日だった」
「勤労感謝の日とは、日頃働けることに感謝して、会社のために休日出勤する日だと聞く」
「勤労感謝の日って勤労に感謝だからお仕事させていただける感じでの気持ちで働けってことなのね」
「あれ…おかしいな…?
勤労感謝の日って、会社に感謝しながら勤労する日でしたっけ…
(ヽ´ω`)ゲッソリ」
「(本来祝うべき日に)勤労(できることに)感謝(する)の日#社畜脳」

と、「勤労感謝の日」は、“仕事があることに感謝して働く日”であるという定義が拡散中。なかには、

「勤労感謝なんて生ぬるいから社畜感謝の日作ろうや」

という意見も…。

もっとも、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という定義に照らし合わせると、“仕事があることに感謝して働く日”という解釈は、むしろ“正解”ともいえそう?


(花賀太)

※当記事は2015年11月23日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。