ブラッター会長ら処分、12月中に判断=FIFA

 【ロンドン時事】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は23日、不正関与の疑いがあるブラッター会長とプラティニ副会長を処分するかどうかの判断を12月中に下すと発表した。倫理委調査部門の最終報告書を受けて、この日に裁定部門が審理を開始した。

 英BBC放送(電子版)は同日、ともに7年以上の資格停止処分を受ける可能性があると報じた。

 2011年にブラッター会長がFIFAの資金からプラティニ副会長に200万スイスフラン(約2億4000万円)の不当な報酬を支払った疑いが持たれており、両氏は90日間の暫定的な活動停止処分を受けている。