神奈川県藤沢市の市立滝の沢小学校で、女性教諭(40)が算数の授業の際に「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)を足すと皆殺し(37564)になる」とする語呂を読み上げて電卓の使い方を教えていたことが20日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は「不適切な指導方法だった」とし、保護者説明会を開いて謝罪する。

 市教委によると、授業は10月30日、女性教諭が担任する4年生の学級であった。黒板に「18782+18782=」と問題を書いて、声に出して読み上げた。

 教諭は市教委の調査に、「数字に興味を持ってもらうためだった。反省している」と話したという。