インテル時代のマテラッツィ氏(左)とベニテス監督(右) [写真]=Getty Images
サッカーキング

 インド・スーパーリーグに所属するチェンナイインの指揮官を務めている元イタリア代表DFのマルコ・マテラッツィ氏が、24日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によるインタビューに応え、レアル・マドリードを率いるラファエル・ベニテスを批判した。

 昨季までベニテス監督が率いたナポリが、現在セリエAで2位と躍進している。マテラッツィ氏は、「現在、ナポリは対戦相手の脅威になっている。組織されているし、全員がよく走る。さらに、ゴンサロ・イグアインという世界トップ5に入るようなストライカーもいる」と分析した。

 一方で、「去年から1番の違いは監督だ」と指摘。レアル・マドリードが0-4の大敗を喫した21日の“エル・クラシコ”を見ていたと明かし、「俺はクリスティアーノ・ロナウド、スティーヴン・ジェラード、ジョン・テリー、パオロ・カンナヴァーロと同じ気持ちだ。全員、あいつの下でプレーするのは嫌だと思っている」と、現役時代にインテルで指導を受けたベニテス監督の責任を追求している。