植木鉢やコンクリートブロックなどでふさがれた、平野保生容疑者宅前の私道=堺市(西堺署提供)
共同通信社

 自宅前の私道に1年以上、植木鉢などを並べ、周辺住民の通行を妨げたとして、大阪府警西堺署は24日、往来妨害の疑いで、堺市西区の無職の男(77)と妻(77)を逮捕した。

 西堺署によると、私道は幅約2・5メートルで、男の自宅前は約4・5メートルにわたって植木鉢などが置かれ、横向きでなければ歩けないほど狭くなっていた。男は「私の土地なので、往来妨害には当たらない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は昨年9月以降、多数の植木鉢やコンクリートブロックなどで私道をふさぎ、通行を妨害した疑い。

 周辺住民が昨年12月、西堺署に相談。私道は男ら9人が共同所有していた。