【ウラジオストク共同】ロシア東シベリアのクラスノヤルスク地方で、インターネットで購入したウイスキーを飲んだ人々が中毒症状で次々と倒れ、24日までに7人が死亡、30人が病院に搬送された。タス通信などが伝えた。

 捜査当局などによると、ウイスキーは米国の有名ブランドのラベルが貼られていたが、「異常な安値」で販売された偽物で、有毒なメチルアルコールが混入していたとみられる。当局は出荷元の倉庫から千本以上を押収し、同種の事件が国内で相次いでいるとして注意を呼び掛けている。