自宅に1925年製の拳銃を保管していたとして、愛知県警は25日、銃刀法違反(所持)の疑いで同県知立市西町、会社員千田博之容疑者(48)を再逮捕した。家からは他に、小銃などとみられる21丁と日本刀や短刀といった刃物72本が見つかり、同容疑者は「父親が持っていたものだ」と説明。容疑を認めているという。

 逮捕容疑は13日、自宅で自動式拳銃1丁を保管していた疑い。

 県警薬物銃器対策課によると、千田容疑者は5日、線路に鉄パイプを置いて列車に衝突させたとして、威力業務妨害容疑などで逮捕されていた。その後の家宅捜索で銃や刀が見つかり、弾、火薬のようなものも押収された。一部は雑誌などが散乱した床に無造作に置かれていた。