日経平均終値は60円安、週末の手仕舞い売りに押される

サーチナ

 27日の日経平均株価は前日比60円47銭安の1万9883円94銭。寄り付きで2万円まであと6円に迫ったが、さらに買い上がる動きが見られず、8月20日以来約3カ月ぶりの大台回復はならなかった。休日を控えて手仕舞い売りに傾きやすく、午後10時30分過ぎには先物でまとまった売りが出たことでマイナスに沈んだ。その後は部分的に買い戻す動きも見られたが、相場全体としては材料に乏しく、方向感のない動きに終始。上海株式相場が大幅安となったことも重しとなった。

 業種別では、空運、電気・ガス、パルプ・紙が下落。一方、鉱業、海運、非鉄金属は上昇した。(編集担当:松浦直角)