頻繁に泣くのはNG!ここぞというときの「男のかっこいい泣き方」 | ニコニコニュース

男の涙は安売りするな
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男性の涙は特別なものとして考えられてきました。親が亡くなったとかハチに刺されたとか、そういう特別なときにしか見せてはいけないものでしたし、だからこそ女子の胸を打つシーンだったのではないかと思います。映画などでも印象的なシーンとして取り上げられてきました。しかし、最近はよく泣く人が増えたような気が……。2014年の野々村竜太郎元議員の号泣会見は記憶に新しいですね。あそこまで泣き叫ぶ人は少ないと思いますが、何か悲しいことや辛いことがあるとすぐ泣いてしまう男性は増えてきたように思います。しかし、男性がすぐに泣いてしまうのは女子にとっては考えもの。すぐ泣く人って「かっこいい」とか「頼りがいがある」イメージからは遠いですよね。そこで今回は、「男のいい泣き方」を紹介。男の涙は最小限ちらっと見せる程度のほうが、女子の萌え心をくすぐります。

■ 男の涙は安売りするな

感情が高ぶると出てしまうのが涙。感動したときや嬉しいときにもこみ上げて来るものです。しかし、辛いときや悲しいときにも出てきます。そういうマイナスイメージの涙は自分の弱さの表出みたいなものでもあるので、モテ度合いからいうと低めです。ましてや頻繁に泣いてしまうということであれば、女性からのイメージは「男性」というよりも「子ども」のイメージに近くなってしまいます。もしくは「いい人なんだけどちょっとね……」というお友達ポジションにまっしぐら。男の涙は安売りしてはいけないのです。それでは、以下で女子が萌える男性の泣きシチュエーションを紹介します。

■ 仕事で大きなプロジェクトが軌道に乗った

◎ 仕事のことで泣けるってかっこいい

自分が何かのプロジェクトの責任者などの立場に立ったとき、大きなプレッシャーを感じることと思います。それが軌道に乗ったとなると今までの努力や苦労が報われた感じがして嬉しいですよね。仕事のことで嬉し泣きしている人ってかっこいいです。とはいえ、失敗したときや怒られたときに泣いているようでは逆効果。嬉しいときとは打って変わって「仕事中に泣くなよ……」と思われてしまいます。また、自分がプロジェクトの責任者とかではなくても、尊敬する直属の上司が嬉しそうでつい泣いてしまったというシチュエーションもよいです。

◎ 泣きポイント:嬉しいときは男泣きに泣こう

嬉しいときは思う存分涙を流しましょう。今まで我慢してきたという人も自分がやりきったと感じたときは人前で泣いても大丈夫です。あまり感情を表に出さない、どちらかと言えば怖い上司が泣くのも女子は胸がジーンとしてしまうのではないでしょうか。

■ 自分の結婚式

◎ 結婚式は人生の一区切り

今まで様々なことを乗り越えて、やっと迎えた結婚式。様々な思いが胸に押し寄せてきていることでしょう。周りで見守ってくれた友人たちへの感謝、親への感謝、そして何よりこれまで一緒に歩んできた、これからも一緒に歩いてゆく彼女への愛情。結婚式は一つの区切りの儀式ともいうべきイベントです。場合によっては泣いて当然ぐらいのときもあるでしょう。

◎ 泣きポイント:披露宴や2次会など、終盤で泣こう

泣いていいといっても、結婚式本番で最初から泣いているのはさすがにみっともないです。涙のせいで誓いのセリフが言えない、手が震えて指輪がはめられないなどの事態になったら恥ずかしいです。泣いている側は恥ずかしくなくても新婦が恥ずかしいです。結婚式では披露宴の終わりごろや、2次会の終わりごろのちょっとしんみりした頃に泣くのがベスト。両親への感謝の手紙を読んでいるときに泣き出すとかいいですね。もしくは新婦が泣き出したのを見て泣くとかもいいです。しかしあんまりボロボロ泣くのはみっともないので、ここでは「目に涙を浮かべる」程度にしておきましょう。

■ 彼女と二人っきりのとき

◎ 「私だけに心を許している!」感

もし、男性がめったに泣くことがないような人だった場合、二人っきりのときに泣かれるというシチュエーションも胸キュンですね!人前ではめったに愚痴をこぼさない彼が、彼女と二人っきりのときには「俺だって辛いんだよ……」というようにホロッと泣いてみせる。彼女としては母性本能くすぐられちゃいますね。今回はタブーとしてきた「悲しいとき、悔しいときの涙」ですが、彼女と二人きりならOK!彼女も「今の瞬間は特別なんだわ!」と嬉しがってくれることでしょう。しかし、くれぐれも頻繁には泣かないでくださいね!

◎ 泣きポイント:泣いたら多くは語らない

泣きつつ「こないだ会社で失敗しちゃった……辛い……慰めて……」とか言うのってなんか女々しいですよね。慰める方も最初は可哀想に思っていても、だんだん「こいつうぜえわ」と思い始めます。泣いてしまったら、相手に「どうしたの?」「何かあったの?」と聞かれるまでは何も語らないでおきましょう。相手に聞かれたとしても、しゃべりすぎて愚痴っぽくなってしまうのはダメです。

■ 感動モノの映画を見て

◎ さりげない優しさアピールができる

感動モノの映画、特に動物が出てきて病気になって最後は死んでしまうみたいな映画ありますよね。そんな映画を見て彼氏が泣いていると「うわ、泣いてる」と引いてしまう女子ってあんまりいないのではないでしょうか。むしろ「この人映画に感情移入してる……優しい人なんだ」と思う人が大半でしょう。女子ってみんな「優しい人がタイプ♡」とか言いますよね。でもむやみやたらと誰にでも優しい人は好きじゃないんです。普段は無口で何考えてるかわからないけど「大草原の小さな家」を見て泣いちゃうような、雨の日に捨て猫を拾ってきちゃうような、自然と車道側を歩いてくれるような「優しい人」が好きなんです。

◎ 泣きポイント:しゃくりあげると周りは冷めます……

いくら映画を見ての涙が胸キュンポイントとはいえ、映画館などで泣きすぎると彼女は恥ずかしいです。周りも、例え感動していても隣から汚い泣き声が聞こえてくると「うるせーな」と思うものです。涙を一筋ポロッぐらいが見た目的にも美しいのでいいです。ボロ泣きしてしまうという人はDVDを借りてきて自宅で見ましょう。

■ 今や涙は女だけの武器ではない?

涙は女の武器といわれて久しいですが、使いようによっては男の武器にもなります。ただし、くれぐれも多用することなく、人前でのボロ泣きも避けましょう。その2点に気をつけていればきっと女性たちあなたに対する視線も変わってくるはずです。

(著:nanapiユーザー・rinko 編集:nanapi編集部)