J1甲府は28日、佐久間悟監督(52)の続投を発表した。ゼネラルマネジャー(GM)も引き続き兼務する。5月に成績不振で退任した樋口前監督の後を受けて指揮を執り、守備を立て直すなどしてJ1残留に導いた。海野一幸会長によると監督としての任期は1年。

 佐久間監督は当初、今季限りで監督から退く意向を示し、クラブもJ1で指揮経験のある候補や内部昇格も含めて後任を探していた。最終的には8月までに多くの試合を消化する来季日程も考慮し、継続性を重視した。監督は「地方クラブである甲府がJ1のステージに居続けることが、Jリーグ全体において存在意義を示すことになる」と話した。

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