住宅で女児死亡、母親けが 愛知 「父親暴れている」と息子が通報

 27日午後9時55分ごろ、愛知県常滑市の一戸建て住宅から「父親が暴れている。母親がけがをした。妹が死んでいる」と110番があった。病院に運ばれた神田瑞希ちゃん(9)の死亡が確認され、40歳ぐらいの母親も首を切られて軽いけがを負った。

 常滑署によると、一家は4人暮らし。この住宅に住む中学1年の男子生徒(13)が「父親が妹を殺した」と通報。母親は「午後8時ごろに帰宅すると、1階の和室で娘が倒れていた。夫に『一緒に死んでほしい』と言われ、包丁で切り付けられた」と話している。

 父親は海上保安官。市内のマンションの駐輪場で死亡が確認された。飛び降り自殺らしい。