ヴァーディが11戦連発…岡崎先発のレスター、マンUとの首位決戦はドロー | ニコニコニュース

マンチェスター・U戦で先発出場したレスターFW岡崎慎司(左)[写真]=Leicester City FC via Getty Images
サッカーキング

 プレミアリーグ第14節が28日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターとマンチェスター・Uが対戦した。

 ここまで最多の28得点を挙げている首位レスターが、9失点で最少失点の2位マンチェスター・Uをホームに迎えての首位決戦となった。レスターは、前節のニューカッスル戦で3-0の快勝を収め、4連勝で首位浮上。同試合でリーグ戦2得点目を記録した岡崎は今節、5試合ぶりの先発出場で2戦連発に期待がかかる。また、岡崎と2トップでコンビを組むFWジェイミー・ヴァーディは前節、元マンチェスター・Uのルート・ファン・ニステルローイ氏が2003年に樹立した10試合連続ゴールのプレミアリーグ記録に並び、今節は更新を狙う。

 一方、2連勝中のマンチェスター・Uは、DFフィル・ジョーンズやDFマルコス・ロホら守備陣に負傷が相次いだため、今節はDFクリス・スモーリング、DFパディ・マクネアー、MFデイリー・ブリントの3バックを採用。2トップにはキャプテンのFWウェイン・ルーニーとFWアントニー・マルシャルが入った。

 試合は24分、レスターがカウンターから新記録のゴールで先制に成功する。右サイドのクリスティアン・フクスが前線へスルーパス。DFラインの裏を取ったヴァーディがペナルティエリア内右に抜け出し、右足を振り抜いてゴール左隅に突き刺した。ヴァーディは、11試合連続ゴールで12年ぶりにプレミアリーグ記録を更新した。

 だが、マンチェスター・Uも譲らない。前半のアディショナルタイム1分、右CKからブリントのボールに、マークについた岡崎を抑えたバスティアン・シュヴァインシュタイガーが頭で合わせてゴールネットを揺らした。シュヴァインシュタイガーのプレミア初ゴールでマンチェスター・Uが追いつき、1-1で前半を折り返す。

 後半に入ってマンチェスター・Uがボールを支配するが、なかなか攻撃の糸口を掴めない。勝ち越しを狙うレスターは60分に岡崎を下げて、FWレオナルド・ウジョアを投入。すると66分、カウンターからリヤド・マフレズのパスでエリア内中央に抜け出したウジョアが、切り返しから右足でシュートを放つが、GKダビド・デ・ヘアの好セーブに阻まれる。

 マンチェスター・Uは68分、ルーニーを下げてメンフィス・デパイをピッチに送り出す。84分には、マッテオ・ダルミアンがヘディングで繋いだところに、デパイがエリア内右へ抜け出してシュートを放つが、枠を捉えられなかった。試合はこのままタイムアップを迎え、レスターとマンチェスター・Uによる首位決戦は1-1の引き分けで終わった。レスターは連勝が4でストップ。マンチェスター・Uも2連勝で止まった。

 レスターは次節、12月5日にアウェーでスウォンジーと対戦。マンチェスター・Uは同日にウェストハムをホームに迎える。

【スコア】


レスター 1-1 マンチェスター・U

【得点者】


1-0 24分 ジェイミー・ヴァーディ(レスター)
1-1 45+1分 バスティアン・シュヴァインシュタイガー(マンチェスター・U)