夫婦で感謝を伝え合おう! すぐ言えるおすすめのフレーズ5つ | ニコニコニュース

マイナビスチューデント

あなたはパートナーに感謝の言葉をちゃんと口に出して伝えられていますか? 「言葉にするのは恥ずかしくてなかなか実行できないけど、いつも心の中で感謝をしている」という方は多いと思います。しかしいくらひとつ屋根の下に暮らす夫婦とはいえ、自分の本心はやはり言葉にして伝えないと相手には気づいてもらいにくいもの。今回は、パートナーに伝えるべき感謝につながる言葉を5つに厳選しました。あなたの旦那さんまたは奥さんに、口に出して言ってあげてくださいね。

■「お疲れ様でした」「大変だったね」ねぎらいの言葉

例えば夫または妻が仕事から帰ってきたとき。地域の自治会の話し合いから帰ってきたとき。家で待っている家族から一言「お疲れ様」と声をかけてもらうと、自分が外で受けた苦労を分かってもらえた気がして、さまざまなストレスや疲れが吹き飛ぶほど嬉しいものです。パートナーは少なからずあなたのために家の外でお役目を果たしてきたのです。ありがとうという感謝をこめて「お疲れ様でした」の一言でお出迎えすることを習慣にしましょう。

■「行ってらっしゃい」「気を付けてね」お見送りの言葉

朝、出かけるパートナーを見送る言葉も大切です。「行ってらっしゃい」の本当の意味を知っていますか?「行ってらっしゃい」は本来「行く、いらっしゃい」の略式形で「行って、(無事に帰って)きてね」という意味が込められています。出かけた家族が事故などに遭わず再び家に帰って来ることは、当たり前ではなく感謝すべき奇跡なのです。

また、出かける家族に「気を付けてね」と声をかけると家族の脳裏にその言葉が残り、危険に遭遇したときに自分の身を守る行動ができるようになります。言葉の力は強力です。出かける家族に無事帰ってきてもらえるよう、良い意味を持つ言葉で送り出してあげましょう。

■「すごい」「さすがだね」相手の能力をほめる言葉

相手の能力をほめる言葉は特に男性に対して効果的です。

例えば、高い所にあるものを夫に取ってもらったとき。固いビンのフタを空けてもらったとき。妻なら取れたボタンを縫いつけてくれたとき。自分にとって苦手な作業を相手が代わりにしてくれたら、素直に相手の能力をほめたたえましょう。「あんな高い所に手が届くなんて、すごいわ」「力持ちで助かる」「ボタン、きれいにつけてくれたんだね」などなど。

コツはパートナーを一緒に住んでいる家族と思わず、お隣のご主人や会社の同僚など「他人」と思ってみること。そうすると感謝の言葉が照れることなくスムーズに出てきませんか? 相手の行為を当たり前と思わず、わざわざ自分のためにしてくれた貴重なことだと認識しましょう。

■「ごめんなさい」謝罪の言葉

夫婦ゲンカの後にこの一言を素直に言えない方、多いのではないでしょうか?理由はどうであれ「ケンカ両成敗」とは本当のこと。ケンカの発端そのものは相手が悪くても、相手がそんなことをした原因を考えると案外自分に非があることは多いもの。またケンカ中ちょっと言い過ぎたところや、部分的には自分が悪いと思う箇所はありませんか?

全面降伏はしづらくても自分が悪いと思えるところだけでも素直に「ごめんね」と謝れば、相手も「こちらこそ」と態度を和らげるきっかけになるはず。

夫婦2人が一緒に暮らしていることは決して当たり前ではなく、相手が自分を選んで一緒に住んでくれているのです。そう考えれば、「相手が謝るまで口をきかない」のように意地を張ってケンカを長引かせているヒマなどなく「一刻も早く仲直りしなくては」と焦る気持ちになると思います。

■「ありがとう」一番シンプルで伝わりやすい、感謝の言葉

感謝の基本である「ありがとう」は、一番たくさん言ってあげたい言葉。相手が自分にしてくれたことには「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。プレゼントをくれた、のような特別なことだけでなく、朝のゴミ出し、お弁当作りなど日課になっていることにも「ありがとう」とこまめに声をかけましょう。してもらう方の感覚は「当たり前」になりがちですが、毎日してあげる方の負担はかなりのもの。「してもらって当然の労働などない」と心得て、「ありがとう」を口癖にしましょう。

実は「ありがとう」など感謝の言葉は、言われた側が嬉しいだけでなく、言った側にも良い効果があるのです。始めは嬉しいと思ったことも日常的に続くと最初の感動が薄れてしまうことを「快楽順応」というのですが、「ありがとう」と言うことで相手の存在を初心に帰って喜ぶことができ、「当たり前」と無感動に陥ることを防ぐことができるのです。「ありがとう」を積極的に相手に伝え、いつまでもフレッシュな夫婦でいたいですね。