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エプソンは11月30日、垂直6軸産業用ロボットのラインアップに「C8シリーズ」を追加し、12月中旬より日本国内での受注を開始すると発表した。

「C8シリーズ」は、同社の6軸ロボット「C4シリーズ」の可搬重量を4kgから8kgへ増加しながら、本体重量の軽量化を実現し、より高負荷の搬送を可能としている。振動を抑制する同社の独自技術による可搬重量の増加により、従来よりも重いマルチハンドやツールチェンジャーなどのアイテムが使用可能になるほか、重量物の搬送、多数ワークの同時搬送が可能となる。スリムなアームは周辺機器への干渉が少なく、加工機や成形機からの部品の取り出しなど狭い空間に入り込むような作業に向いてることから、同社は自動車部品や電機・電子分野のマシンテンディング作業などに適しているとする。

同シリーズには、アーム長が700mmの「C8-A701S」、アーム長が900mmの「C8-A901S」、さらに同社初となる最大動作半径1400mmのロングアームモデル「C8-A1401S」の全3モデルが用意されており、価格はオープンとなっている。